近年、強盗事件が急増し、防犯対策に力を入れている家庭を多く見かけます。
家に入られないためには「攻める防犯」が欠かせません。
光・音・声で威嚇し、不審者に狙わせないことが重要です。
この記事では、防犯カメラや窓用センサーを駆使し、「攻める防犯」の具体策を解説します!
一緒に「狙われない家」づくりのポイントをチェックしていきましょう!
攻める防犯で強盗を撃退!
多発している強盗事件、どんどん凶悪化していて怖いよね
特に、闇バイトによる強盗は、在宅時間を狙って住人に危害を加え、現金のありかを聞き出しているしね
そこで今、防犯は「守り」から「攻め」に変わりつつあります。
侵入者を家に近づけないためには、従来の防犯対策に加えて、『光・音・声』を使った威嚇が効果的。
強盗が「この家は危険」と感じる防犯グッズを紹介します!
音・光・声で狙われない家をつくる「最新防犯カメラ」
「強盗に狙われない家」の対策には、防犯カメラの導入が最適です。
最新の防犯カメラは、威嚇と監視を両立させた優れた機能が揃っています。
光=人感センサーで自動点灯
カメラの前を通るだけでライトが点灯し、不審者を威嚇します。
音=音声警告
近づいた不審者に対し、カメラのスピーカーから警告音が自動で流れます。
声=通話で警告
室内モニターで確認した不審者に対し、カメラのスピーカーから通話で直接警告ができます。
カメラ設置のポイント
設置場所が悪いと機能が半減するため、玄関・窓付近など侵入口を重点的に守りましょう。
防犯砂利
最近の一戸建ては、敷地内の建物周囲にグルっと砂利が敷き詰められていることが多いです。
実際に歩いてみましたが、かなり「ジャリッ、ジャリッ」と音がしました。
アナログな対策ですが、静かな住宅街などではかなり有効なのではないでしょうか。
窓からの侵入も音で撃退!
強盗の侵入経路で一番多いのが「窓」!
そして、侵入に5分以上かかる場合、強盗は諦めるケースが多いので、物理的な障壁を増やしていきます。
では、その対策をひとつずつ見ていきましょう!
音=窓用センサー
ガラスを叩いたり、窓を開けた時の振動でアラーム音が鳴ります。
防犯フィルム
ハンマーでガラスを割っても、防犯フィルムが窓の割れを防ぎ、鍵を開けるのを阻止します。
※注意:鍵横の一部分だけでなく、窓全体に貼ることがポイント!
サッシ窓用補助錠
窓のサッシ部分に補助錠をつけることで、侵入にかかる時間を物理的に増やし、精神的にも追い詰めます。
強盗が狙う家の特徴とは?
強盗は、ほとんどが事前に下見をしています。
強盗に狙われないためには、自宅の「隙」をなくすことも重要です!
隙のある家とは?
- 家が目立たない位置にあり、周囲が雑然としている
- 周囲に高い塀やフェンス、木が多く、隠れやすい場所がある
- 門やフェンスの施錠がされていない
- 照明が少なく、夜間は真っ暗
- 家の構造が入りやすい作りである(ドアや窓が多い)
- 玄関の鍵が古い・ドアの立て付けが悪いなどで、防犯性が低い印象がある
- 高級車がつねに駐車されている
- 家族構成がわかりやすいものが目につきやすい場所にある(洗濯物など)
- 住人が高齢者や一人暮らしだと周囲に知られている
- 近隣との交流が少ない
当てはまるものはありましたか?
SNSでの情報漏洩に注意!
「今日から旅行に行ってきます」
「今から出勤です」
など、外出や行動の情報をSNSで公開することで、不在がバレてしまうリスクが!
- 自宅の鍵の写真を撮ってSNSに載せる →写真を元に合鍵を作成されてしまいます
- 目印となるような建物などを背景に写真を撮りSNSに載せる →自宅の場所を特定されてしまうこともあります
訪問販売・勧誘電話に注意!
泥棒はほとんどが下見に来ています。
訪問販売や修理業者を装って周辺をチェックしたり、直接訪ねてくることもあります。
私の家族も泥棒に入られたよ。
玄関で立ち話をしている間に家の中をチェックされていたらしく、数日後に一瞬の隙をついて部屋に侵入し、普段使っているカバンと金目の物を、アッと言う間に盗られてしまったよ
相手は本当に話が上手なので、知らず知らずに色々と個人情報を話しちゃってるんだよね
訪問販売・固定電話にかけてくる営業には、
「家族構成」
「仕事の時間帯」
「タンス預金の有無」
といった個人情報は、絶対に話さないようにしましょう。
強盗の巧妙な手口
最近の強盗は、あの手この手で侵入を試みます。
ニセ業者を装う
ニセの業者を装い、家から住人をおびき出す手口が報告されています。
屋根の修理業者を装って、外で修理の説明をしている時に、もう一人がサッと家に侵入して泥棒をすることもあるんだってね
外の水道の元栓を締めて、水が出ないようにするとか
そう。元栓を確認するために外に出てくるのを待って襲い、強盗に入るんだ
闇バイト強盗の増加
闇バイトに関与する若者による計画的な犯行が増えています。
あえて在宅時狙う凶悪な強盗なので、家に侵入されないようにする備えが大切です。
もし強盗に侵入されたら?
もし強盗が侵入した場合は、冷静な行動が求められます!
外に逃げる
強盗と鉢合わせしないように、あわてずに外に逃げるのが一番です。
逃げられない時はトイレに隠れる
寝室が一番危険です!
金目のものを置いていないトイレは、意外と強盗が探しに来る確率が低いようなので、トイレなど鍵のかかる場所に逃げ込み、スマホで警察に電話をし、助けを求めましょう!
スマホの活用
スマホは常に枕元に置くなど、緊急時の準備をしておくことが重要です。
住民の連携で狙われない街へ
地域全体で防犯意識を高めることで、狙われにくい環境を作ることができます。
防犯活動の推進
地域の防犯パトロールや、見守り活動を通じて犯罪を抑止します。
道端で「こんにちは」と挨拶された泥棒が、侵入を諦めたという話もあるんだよ!
知らない人にでも挨拶をするっていうのは、本当にすごいことなんだね!
井戸端会議も抑止力に
実は、井戸端会議をしている奥さま方の姿は、強力な抑止力なんです!
人目につきたくない泥棒にとって、奥さま方の目線は脅威だね
住民同士で怪しい動きを共有し、警戒心を高めるましょう。
まとめ
「攻める防犯」で強盗を防ぐには、光・音・声で不審者を追い払うことが重要です。
防犯カメラや窓用センサー、防犯フィルムを使えば、侵入を物理的にブロックできます。
また、巧妙な手口に備えて、家族を守る準備も欠かせません。
さらに、地域全体で協力し、防犯意識を高めることで、狙われない街づくりを目指しましょう。